第四回 アプフェルシュトゥルーデル

ヒロ クランツさん特集第四回目は、アプフェルシュトゥルーデルのご紹介!


 

ヒロ クランツさん・ハロウィン

ハロウィンも近付く10月27日。

日本ではあまり見られないお菓子を
ヒロ クランツさんで作られているというお話を聞いて、
取材にお伺いしました。

作っていただけるのは" アプフェルシュトゥルーデル"。

ウィーンの家庭的なお菓子です。



笹川さん

このお菓子、中国の春巻を起源とし、
アップルパイの原型でもあるといいます。

ヒロ クランツさんでは、
紅玉が出る頃限定で作られているそう。

 

普段は店長の華枝さんが
手掛けていらっしゃるということですが、
この日はシェフとお二人で

作っているところを見せていただけました。

紅玉


アプフェルシュトゥルーデル

このお菓子の特長のひとつが生地。
よく練っていくと、固くて切れやすかった生地が

どんどん伸びるように。

最終的にはとっても薄く伸ばすので、

破れないようにしっかりこねます。

アプフェルシュトゥルーデル
アプフェルシュトゥルーデル


練った生地を寝かせている間に、中に入る詰め物を作ります。
砂糖・胡桃・レーズンと、シナモンパウダー。

そしてもちろん、リンゴ・紅玉。

 

紅玉を選ぶ理由は、酸味があるということ。

家庭ごとの味があるアプフェルシュトゥルーデル、
ヒロ クランツさんの味には紅玉が欠かせません。

アプフェルシュトゥルーデル
アプフェルシュトゥルーデル
アプフェルシュトゥルーデル


アプフェルシュトゥルーデル

さて、先ほどの生地を薄く伸ばしていきます。

どのくらい薄くなるのかというと…

 

 

アプフェルシュトゥルーデル アプフェルシュトゥルーデル  アプフェルシュトゥルーデルアプフェルシュトゥルーデル   アプフェルシュトゥルーデル

こんなに薄くなるんです。
下に紙を置くと文字が読める状態です…これはすごい!

アプフェルシュトゥルーデル


この生地に先ほどの詰め物を並べたら、
下に敷いていたキャンバス地の布を 持ち上げ、
生地ごと転がして包みます。

アプフェルシュトゥルーデル

アプフェルシュトゥルーデル

 


アプフェルシュトゥルーデル

この後は溶いたバターを

何度かに分けて塗りつつ、

オーブンで焼いていきます。

アプフェルシュトゥルーデル


マローネン

焼き上がりを待っている間に、 人気のケーキ
"マローネン"をご馳走になりました。

こちらも季節限定で、

控えめな甘さがとっても上品。
ファンが多いというのにも納得です。



さて、アプフェルシュトゥルーデルの焼き上がりは…

アプフェルシュトゥルーデル

こんがり、きつね色です!
リンゴの美味しそうな香りが店内に広がります。



アプフェルシュトゥルーデル

皮はサクサク、中は熱々のできたてアプフェルシュトゥルーデル。
紅玉の爽やかな酸味と砂糖の甘さが引き立てあって、とってもジューシーです。

早速、店頭にも並べられていました。


2008年は年末まで、土日限定で作られているそうです。
是非一度足を運んでみてくださいね!



第五回は、ドイツの代表的なクリスマスケーキ・シュトーレンを特集します!


ヒロクランツさん外観

ヒロ クランツ

住所:〒951-8104 新潟市中央区西大畑町615-17
TEL/FAX:025-225-1692 
営業時間:AM10:00〜PM7:00  定休日:毎週火曜日

地図はこちら


<<第三回へ

 

第五回へ>>

<<特集トップへ戻る

 

 

 

このページのトップへ戻る